「日本刀」と聞いて真っ先に多くの方が思いつくのは【刀】です。
日本刀(刀剣類)と言えば【刀】と言える程代表的な存在だからこそ、有名な刀匠の作品も多く流通しており、単体で500万円以上の買取価格がついた【刀】もあったようです。
このページでは、そんな刀剣の一つ「刀」について、買取相場や鑑定価値、高く売れる刀の特徴などをまとめてご紹介していきます。
ここに注意!
錆や小傷があり状態が悪くても、状態の良い刀より高く売れる場合があるように、刀の価値は素人が一見しただけでは判断できません。
刀について正確な価値が知りたければ「福ちゃん」と「日晃堂」のように、完全無料で相談・査定を受け付けていながら、刀剣買取に信頼のおける業者に相談する事をおすすめします!
刀剣の「刀」について
刀剣と言えば【刀】以外にも【太刀】【脇差】【短刀】など種類が色々とありますが、【刀】と呼べるのにはどのような定義があるかご存知でしょうか?
「刀」と定義される条件は意外とシンプルで、”刀身(刃長)の長さが2尺以上”のものが刀に該当します。
ちなみに、この刀身(刃長)についてどこからどこまでの距離なのか、サイトなどによっても表記が曖昧な事がありますが、刃の先(切先)から柄の根本(練区)まで、つまりは鞘から抜いて見える刃の部分の直線距離を指します。
しかし、ここで少し気になる点として、「太刀の定義」に関しても”刀身(刃長)の長さが2尺以上”という内容があり、定義自体が実は結構被っています。
太刀と刀では「銘」を切る位置が異なったり、「太刀緒」が使用されているかで判断されたりしますが、例外が多く、概ね判断基準とされているのは次の通りです。
”刀身(刃長)の長さが2尺~2尺5寸”なら【刀】、それより長ければ【太刀】という具合です。
【刀】は徒戦(陸上での戦い)がメインですが、【太刀】は馬上での戦い想定されていますので、刀よりも太刀の方が長さが必要なので、基本的に太刀は刀より長く造られていからです。
高く売れる刀ってどんな刀?
刀の定義についてご紹介しましたが、次に高く売れる刀の特徴について見ていきましょう。
結論から言いますと、高く売れる刀かどうかは「鑑定書がついているかどうか」が最も分かりやすいです
数多くの古美術・アンティーク品では、「作家物かどうか」が高く売れるか判断する重要な要素でしたが、【刀】の場合は鑑定書の存在が確認できた時点で高価買取が期待できます。
その理由として刀剣類には「日本美術刀剣保存協会」という鑑定を行っている代表的な団体が存在するので、古美術品の中でも鑑定書の普及率が高く、伝銘など銘の有無に限らず価値が高い場合が多いからです。
ここが注意点!
上記にもありますが、「無銘」だからといって刀に価値がないというわけではなく、未鑑定の刀だから安いというわけでもありません。
刀剣類は美術品としての価値が見込めるのであれば高い買取価格が期待できるので、売却時には「無銘だから安い」という安直な説明で簡単に安く手放さないように気を付けましょう。
また、無銘だからと言って査定もせず処分してしまうと大変もったいないので気をつけましょう。
過去のオークション落札価格を確認すると、1000万円以上の買取価格が期待できる種類もありますが、ここまでくると重要文化財に指定されるような名刀ですので見つかる可能性は皆無でしょう。
ですが、落札事例の数からも100万円を超える買取価格の刀であれば可能性もあり、数万円~数十万円の買取価格の「刀」であれば、家から見つかる可能性は十分にあります
日常生活で使用する機会は全くない刀ですが、現在は古美術品としての人気・価値が高い事もあるので刀を見つけた場合は専門業者へ無料相談・査定サービスを活用し、買取価格を確認してみることをおすすめします。
では、具体的にどういう刀がどれほどの買取価格になるのかも続けて紹介していきます。
刀の買取相場と価値について
ここでは、刀の買取事例として概要と相場をまとめて解説していきます。
在銘刀「備州長船祐光」
こちらは「備州長船祐光」という銘が刻まれた刀です。「備州長船祐光」は南北朝時代の終わり頃から室町時代終わり頃まで続いた刀工群の事を指します。
品質や刀剣の種類でも買取相場は異なりますが、未鑑定ながらも品質状態が良い事から買取相場としては30万円~35万円前後というところです。
しかし、鑑定により保存刀剣といった結果がでていれば倍の買取相場も期待できるでしょう。
保存刀剣 在銘「越後守包貞」
こちらは「越後守包貞」という銘が刻まれた刀です。「越後守包貞」は江戸時代に3代に渡って活躍した刀工群の事を指します。
こちらは、日本美術刀剣保存協会にて保存刀剣と評価されている刀ですので買取相場は35万円~40万円から期待できる逸品です。
無銘軍刀-拵え付き(錆・小傷有り)
こちらは無銘の軍刀です。錆と小傷が確認できる状態ですが、当時の柄・鞘・鍔といった拵えもそろっている状態です。
無銘の状態も悪い刀ですが、当時の拵えが揃っている事でコレクター価値が上がり、2万円~3万円の買取価格となるでしょう。
刀を高く売る為のコツと注意点
刀を高く売るコツは買取業者の選択を適当にしないことが大切です。
刀の査定は、他のアンティーク品のように銘や作家や状態からの判断だけでなく、無銘であっても刀の品質や美術的価値を正確に鑑定士、買取価格を付ける必要があるからです。
もしも鑑定書があったとしても同様で、刀剣の買取に精通した業者がおすすめです。
骨董品や古美術品の買取を行っていても、刀剣の買取には疎い買取業者も多く、刀剣の専門性が低い業者では流通ルートが薄い為高い買取価格をつける事が出来ないからです。
ですので、刀の買取を検討している場合は、当サイトでおすすめしている福ちゃんや日晃堂でもOKですが、口コミや評判の良い買取業者に依頼する事が大切です!
ここがポイント
どれだけ優れた買取業者でも、在庫状況や買取業者独自の販売ルートの相場状況によって、その時々の買取価格にはばらつきがでます。
ですので、より高く売る為には優秀であっても複数の買取業者での相見積もりを取る事はとても効果的な方法なのです!
刀の鑑定・売却のおすすめ業者は?
刀の買取をはじめとし、処理などの取り扱いに困っている方は「福ちゃん」か「日晃堂」に相談することをおすすめします。
福ちゃんと日晃堂が刀の買取に精通した業者という事もそうですが、無料相談・無料査定サービスを行っている業者ですので、刀に関する事で悩んでいればとりあえず相談すれば、刀の買取依頼に至らなくても悩みを解決することが可能だからです!
刀の買取をしている業者は色々とありますが、こちらの二社を特におすすめしている理由は「買取価格・鑑定力・専門性・サービス対応」など骨董品買取に関する実績が特に優れていたからです。
特に、福ちゃんは焼物やアンティークにも精通している中尾彬さんと池波志乃さんがご夫婦でイメージキャラクターとして起用し、テレビCMなどのメディア展開、200万点をこえる買取実績数など、大手買取業者として信頼できるので、刀の買取で悩んでいれば福ちゃんに相談すれば間違いありません!
福ちゃんのおすすめポイントまとめ
- 骨董品買取でも経験豊富な査定士が在籍
- 骨董品買取サービスは完全無料で利用可能
- 総合買取業者なので、幅広い不用品でもまとめて任せる事ができる
- 実績豊富な大手買取業者の一社なので、大手としての安心感あり
- 遺品丸ごとパックという独自サービスあり
福ちゃんの骨董品買取サービスのメリットを挙げればキリがありませんが、全国的に見てもここまで総合的に優れた骨董品買取サービスを提供しているのは福ちゃんの他にありません。
「刀の買取価格が知りたいだけ」といった、相談だけをしたい時も福ちゃんでは積極的に対応しています。
もしも、自宅で気になる刀が見つかってどうしようか悩んでいれば、とりあえず福ちゃんに相談して色々と教えてもらうとよいでしょう!
刀買取についてまとめ
刀というのは刀剣類の中でも代表的な一振りで、人気も非常に高い日本刀です。
買取価格も刀剣類の中では最も高額になりやすい種類であり、無銘の作品であっても「実は高名な刀匠の作品だった」、「単純に美術価値が非常に高い」といったケースも多いので、鑑定自体が非常に難しいという特徴もあります。
骨董品の買取はしていても刀剣の買取には弱いという業者もいますので、刀の売却を検討している場合には、刀剣類の買取に精通した買取業者に相談するべきです。
適当に「根拠のない高価買取だけ」を謳っているような買取業者に依頼するのでなく、福ちゃんや日晃堂のような信頼のできる買取業者を探して買取依頼するように心がけましょう!