骨董品・古美術品と言えば多くの人はテレビ番組「なんでも鑑定団」に出てくるような、掛け軸や茶碗、絵画や昔の玩具といったイメージされるかもしれませんが、実際には骨董品や古美術品はどういった種類があるのかご存知でしょうか?
骨董品の定義として【アメリカの通商関税法における”100年以上経過した手工芸品・工芸品・美術品”】がよく挙げられますが、これは骨董品に関する明確な定義がこれしか存在しない為です。
実際、世間では100年以内の品物でもアンティーク感が出ていれば骨董品と呼ばれており、何が骨董品か良くわからないので世間で骨董品と呼ばれる種類全てをまとめました!
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【全種類】骨董品・古美術品の
相場価値一覧《2020最新》
茶道具
【茶道具】とは文字通り、茶道の際に用いられる道具の総称です。
「茶碗」「茶釜」「茶杓」「茶筅」といった直接使用する茶道具は有名ですが、「硯屏」や「花入れ」、「書画」など茶道の空間を演出する為に使用されているものも茶道具と呼べるのはご存知でしたか?
茶道には「表千家」や「裏千家」をはじめとした数多くの流派に分かれており、流派によって使用する茶道具も異なってくるので茶道具の種類は際限なく種類があるとも言えるので、「茶道で使用されていたら茶道具」という事を覚えておくとよいでしょう。
ちなみに、骨董品買取業者が買取対象としている茶道具の種類はある程度決まっていて、当サイトではその内容で紹介しています。
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掛け軸
掛け軸とは「東洋画」や「書」などを表装(巻物や軸に仕立てる事)した美術品の総称です。
皆さんのイメージできるように、「軸」に紐を通し壁等に「掛」けた状態で鑑賞することから「掛け軸」とついています。
実は絵画との定義の違いに絵の内容は一切関係なく、「軸により壁に掛けられるかどうか」だけです。
だから、伊藤若冲や横山大観など有名な画家の作品は「絵画」でも「掛け軸」でも現存しているのです。
ちなみに掛け軸から軸を外したら定義的には「絵画」と呼べるようになります。
絵画
絵画とは非常に定義が広く、諸説もありますが、平面上に絵が表現されていれば絵画と呼べます。
多くの方はキャンバスに描かれ、額に入れられている「水彩画」や「油彩画」を絵画とイメージするかもしれませんが、壁画や切り絵、陶板画なども絵画なのです。
ただし、骨董品・古美術品の買取業者が絵画として買取しているのは、多くの方がイメージしているような額に入れられた芸術作品となっています。
刀剣
刀剣とは主に「刀」「太刀」「脇差」「短刀」といったイメージ通りの日本刀に加えて「薙刀」や「槍」の事も指します。
主に江戸時代までに流通していた武器であり、廃刀令が出された事をきっかけに明治時代以降は急速に息をひそめていきました。
買取業者では「鍔」「柄」「拵え」といった刀装具も刀剣類として買取を行っており、日本刀以外の刀装具にも意外とコレクターが多いので、高価買取が期待できます。
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象牙
骨董品における象牙とは文字通り「象の牙」を加工した製品の事を指しますが、厳密にはアフリカ象かインド象の牙を指します。
象牙のねっとりとした適度な硬度は彫刻作品の素材として相性が良く、更には美しいアイボリー調の斑模様は芸術品としても高い人気がありました。
更に象牙は高級素材な為、貴族を始めとしたお金持ちからの需要が高かったことから、密漁により象牙が乱獲されることになりました。
その為、現在では象牙の取引は「ワシントン条約」と「種の保存法」により制限されていますが、現存する象牙製品は高い価値で取引されています。
珊瑚
骨董品における珊瑚とは海に生息しているサンゴ礁の珊瑚を加工した美術品の事を指します。
珊瑚とは一言に行っても様々な種類があり、骨董品買取では「血赤珊瑚」「赤珊瑚(地中海珊瑚)」「桃色珊瑚」「白珊瑚」として主に分けられます。
血赤珊瑚は宝石としても人気が高く、その価値も一際高くなっており、桃色珊瑚は他の珊瑚と比べて大きなサイズで採取が可能な事から、彫刻を始めとした加工品として活用されています。
このように珊瑚の種類によって用途や性質も異なっており、価値の高さもそれぞれで異なってきます。
中国骨董品
中国骨董品とは「中国から日本へ流れてきたアンティーク品」の事を指しますが、堆朱をはじめとした「中国を発祥とする技術で造られた骨董品」も中国骨董品と呼ばれる事があります。
中国骨董品は歴史の長さから、非常に高価な骨董品が眠っている事もある一方で、非常に多くの贋作も流通しています。
それに加えて、作家数や種類、技法も考慮するとその種類自体が多岐に渡る事から、中国骨董品を鑑定・査定することは大変難しいとされています。
中国骨董品は「当たれば非常に高い」事から、手元にある場合はしっかりと中国骨董品を視れる専門家に相談することをおすすめします。
西洋アンティーク
西洋アンティークとはヨーロッパ地方で流通していた骨董品の事を指します。
日本や中国といったアジア圏と西洋では文化や地質が大きく異なる為、アンティーク品についても大きく異なってきます。
西洋アンティークで有名なアンティークと言えば、「ビスクドール」や磁器を始めとした「オールドブランド食器」、ガレやナンシーを始めとした「ロココ調の作品」やルネ・ラリックたちによる「ガラス工芸品」などが挙げられます。
これらの一例を見ただけでも日本の骨董品とは種類が大きく異なってくることが分かると思います。
香木
香木とは燃やすことで香りを出す木の事で、分かりやすい例を挙げると”お香”が香木に該当します。
お香と言えば、法事の際に使用したり、ひと昔前に若者の間でアロマの代わりとして流行ったりしましたが、骨董品に該当する香木はこういったお香とは一線を画す存在です。
骨董品における香木は主に「伽羅」「沈香」「白檀」といった品種を指し、特にベトナムを始めとした東南アジアで採れる伽羅・沈香は高額な事で知られています。
一つ例を挙げますと、高級な伽羅の香木だと純金よりも高い相場で重量計算により買取してもらえる品種があります。
翡翠
翡翠とは宝石の一種に数えられる天然石です。
翡翠と言えば緑色を想像するかもしれませんが、他にも「紫(ラベンダー)」「赤」「白」「橙」など実は15色程度まで色が存在します。
ただし、高く売れるのはやはり人気の高い緑色での翡翠で、中でも非常に価値の高い緑の翡翠は「ろうかん」と呼ばれる緑の翡翠です。
翡翠はネックレスや勾玉、数珠のほかに彫刻作品や様々な作品のパーツなどにも使用されています。
ドール
骨董品におけるドールというと「リカちゃん人形」や「シルバニアファミリー」といったものではなく、大きく西洋と東洋で二種類に分ける事ができます。
西洋のドールとは「ビスクドール」「フィギュリン」「レースドール」の事を指し、古来の西洋の文化の特色が強く表れています。
一方で東洋のドールというと「雛人形」「五月人形」「こけし」「博多人形」といった和の人形の事を差し、日本文化の特色が強く表れていることが分かります。
アンティークドールと言えば西洋系の方が価値が高い傾向にありますが、東洋の人形でも売れるときは十分な価格で売れます。
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陶器
骨董品における「陶器」とはいわゆる焼物全般の事を指す場合が多いです。
その為、有田焼や伊万里焼、萩焼といった和食器やオールドマイセンやオールドノリタケと言ったブランド食器、朝鮮古陶磁、中国陶磁器、西洋陶磁器といった海外陶磁器など、種類は多岐に渡ります。
陶器の価値はピンからキリまでありますが、作家物の作品や廃版ブランド食器などは高く売れる傾向にあります。
書道具
書道具とは文字通り書道の際に用いられる道具です。
小学校の時などに書道で使用した事があるかと思いますが、書道具は主に「筆」「文鎮」「硯」「墨」をはじめとした道具を指し、実は高いものは非常に高く売れます。
日本の著名人が手掛けた筆や硯なども高く売れるのですが、中国の端渓硯や握り墨などは世界的に人気が高いので書道具ではやはり中国骨董品の方が高額な傾向にあります。
古道具
古道具とは一言でいえば”古い道具”の事ですが、骨董品買取業界では麻雀牌や碁盤、煙管など、特定のジャンルに括りにくい骨董品をまとめた言葉で用いられます。
種類でいうと「碁盤・碁石」「将棋盤・将棋駒」「麻雀牌」「煙管」「火鉢」などが古道具として挙げられます。
ただし、古道具という言葉自体の定義は曖昧なところがありますので、買取業者によっては上記以外にも古道具として買取している事があります。
和楽器
和楽器とは「三味線」「和太鼓」「琴」「尺八」「琵琶」を始めとした日本の伝統的な楽器の事を指します。
和楽器自体は現在も継続して作られており、稽古用であれば数万円から購入可能ですが、昔に作られた和楽器には当時の職人の高い技術や高品質な素材が使用されている場合があります。
そのような和楽器の場合は非常に価値が高く、単体で40万円以上の買取価格が期待できる場合があります!
まとめ
このページでは買取業者が定義している骨董品の種類について大まかな分類でまとめましたが、手持ちの骨董品のについて調べる為のきっかけとなれば幸いです。
ただ、骨董品っぽいけどこちらに情報がなかったり、該当してそうだけど違う気がするなど、骨董品に該当するかの判断に悩むかもしれません。
もし、それでも手持ちの骨董品について気になるのであれば、骨董品買取の専門業者に査定員に調べてもらうという方法もあり、これなら確実に知る事ができます。
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